投稿:マタドールR5 30口径 狩猟インプレ

from: N熊 2018年03月30日 22時16分 受付中 コメントする
地元の駆除活動で、R5を使ってみました。

まず、以前使っていたウルバリン303との感覚の違いに驚きでした。
スペック的には同じ44グレインの弾を使って。。
ウルバリン303 970fps 100fp
マタドールR5  905fps  80fp
大体この程度のスペック違いなのですが。。その扱いやすさは別物でした。

ウルバリンは、発砲時の反動が強く銃口が跳ね上がりまして。
スコープ内の画像もゆがむので。。弾道を見ることはありませんでした。
ところが
マタドールR5は、大容量シュラウド構造かつ、バックへの排気構造のおかげか。
反動がほとんどなく、25口径とほぼ同等の感覚で撃てます。
パワーが抑えられているせいもあるのでしょうけど、感覚的にはラクに撃てます。
そして、結論から申し上げますと。。弾道が良く見えます。

理由としては、「まず弾が大きいこと」「反動がほぼ無いこと」「弾速が比較的低めであること」「日光を背から受ける環境であったこと」だと思います。

状況としましては。
テトラの上にいるカワウを85mで狙ったのですが。
左からの風で1ミル流されました。
弾がカワウの体のどの辺に外れていったのか、はっきり見えちゃいまして。
水面着弾を確認せずして、容易に補正できました。
もちろん。。次弾で仕留めたのですが。
カワウの体に吸い込まれていく弾道がはっきりでして。
命中音はやはり、30口径なりにパコーン。。と。
射撃場での着弾音よりはましなものの、小口径とは明らかに違いました。


そして舞台を変えまして。
127m先のカワウも。。案外ラクに一発で命中させることができました。
その前に、ある程度、着弾確認は済ませていたのですが。
25口径マタドールよりも弾道がフラットになります。

マーチFFPスコープで6ミルだと
R3M25口径で、約120m
R5 30口径で、約140mなイメージです。
まだ正確な実験や、環境変化をふまえた計算したわけではないのですが、現場での結果はそうなりました。

なので。。R5での狙い越しは、R3Mより扱いやすくなった感じです。
弾道を覚えてしまえばと、今後の活躍に期待です。


逆に、ネガティブな要素でいうと。
カワウへの利き自体は、いまのところイマイチな感じです。
30口径なので、パタリと一撃即倒してほしいところなのですが。
ぐったりしつつも泳がれたりします。

おそらくは、パワーのあまりにすべて弾が貫通して、ストッピングパワーが伝わりにくいがためと思われます。
過去の経験上、100m以内の近距離なら、小口径のほうが利きが良い状況もよく見てきただけに。
100m以内ではむしろ、不向きなのかもしれません。
もちろん。。そのあと激しく泳いで逃げられたりとか、飛ばれたりというのはなく。
出血のせいなのか、しばらくすると回収できる感じです。


そんな感じで、デビューさせてから間もないですが。
活躍状況は好感触です。
これからの可能性もに期待してます。
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カテゴリ:ハンティング

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from: マルコ  2018年03月31日 10時58分
インプレありがとうございます。
N熊さんのインプレは臨場感があるので・・・いつもついつい読み返してしまいます。

弾が見える、見えないとなると、結構反動は違うというか、撃ちやすさは違いそうですね。

そちらはカワウも多いと聞いてますので、これまで以上に活躍すること祈っています。
ではでは。
役に立ちましたか?: はい
from: N熊 (投稿者) 2018年04月01日 21時56分
そうなんです。
反動の小ささは、うれしい誤算でした。
ウルバリンは、反動の捌き方次第で、精度変化が発生してましたので。
扱いやすさは命中精度にもつながりますので、これからが楽しみです。
20%のパワーダウンでも、20%の命中率アップになるなら。。と、期待してます。
役に立ちましたか?: はい

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