投稿:マタドールR5の弾速とレギュ圧

from: フォレスト 2018年10月11日 00時53分 受付中 コメントする
matadorR5で30口径44.75grの弾速を測ってきましたのでレポートします。
マニュアルにはレギュレーターの設定圧力は記載されておらず、
使用可能な圧力は120-300barでしたので120barと思っていましたが
どうやらR3の30口径と同じく150barであることがデーターから読み取れました。

最初はレギュレーター及びハンマーは出荷状態での弾速を計測したところ
約875ft/sで安定しており、レギュレーターが圧力を一定に保っている事がわかります。
しかし、150bar付近からからハンマーが勝ち始めたのか吐出量が多くなり
発射音も短い「ガシン!」という金属音から長い「バッシュ!」という音質に変化し、
弾速が徐々に上がり始め、残圧129barで弾速が908ft/sに達しました。
そこを頂点に下がり始め、残圧105barで弾速871ft/sとなり、
設定していた弾速875ft/sを下回り始めます。

弾速が早くなるグラフの山を無くせないかハンマースプリング調整ボルトを
時計の反対回しに6クリック回転させ、スプリンク圧を高くしたところ
弾速が約900ft/sに上がりましたが、やはり150bar付近から弾速が上がり始め
残圧135bar付近を頂点に921ft/sまで弾速が上がり、残圧115barで弾速896ft/sとなりました。

ハンマースプリングの調整だけでは弾速をフラットすることは難しく
レギュレーターを調整して、120bar付近にしなければならいと思われますが
エドが30口径のレギュレーター圧を150barに設定している事には
何らかの意味があると考えられるので安易にレギュレーターを
調整するのは「ドツボ」にハマる心配があるので狩猟解禁前にいじくるのは
非常に危険かと考えています。
とりあえず、今期は150bar以上で使用すれば問題ありません。

因みにハンマースプリング調整ボルトは1回転で12クリックです。
R5に進化してこのクリックは便利ですよ。いじくっても回したクリック数を戻せば
元の状態に戻るので安心して調整することが出来ます。

それとN熊さん情報通り、30口径の44.75grの弾速は900ft/sまで上げると集弾が纏まりません。
やはり、875ft/s以下にしないと安定しないみたいです。

狩猟までには30口径の50.15grを試して安定する弾速を探してみたい考えています。
【関連キーワード】弾測30口径R5弾速調整
  返信数:1 | 受付中  Me too度:536 評価する:Me too! 役に立った!

カテゴリ:射撃性能

コメントする

from: マルコ  2018年10月13日 03時27分
こんばんは。技術的なレポートありがとうございます。大変興味深く拝見させてもらいました。
エドも開発には時間をかけていますが、それでも市場に出回ってたくさんの人に使われて最終形態になったというものではありませんので、今後もチューニングしていく余地はあると思います。

マタドールR5の30口径は、確かR3の30口径よりバルブシャフトの径を太くしています。R3は150BARを使っていたのもあってR5も150BARにプリセットされているのかもしれませんが、拝見する限り、レギュレータ圧はご指摘の通り120BARぐらいでよさそうですね。

 レギュレータ圧は、バルブとハンマーのバランスでいいところを決めた方がいいので、そのあたりは今後もチューニングの余地がありそうです。

 とはいうもののですが、如何せん初ものであることは確かなので、今の設定でハンティングを楽しまれてから、来季に向けてチューニングするというのはスマートな選択と思います。

 また、ペレットの特性かもしれませんが、44.75grは確かに900ft/sでは集弾が悪いですね。顕著なので驚きました。

 30口径は25口径より断面積当たりの質量があり、よって25口径より減速が遅く、遅くても25口径と同じドロップと聞いたことがあります。R3の時代の情報なのでずいぶん古い(30口径自身があまりないとき)情報なのですが、ハンティングされましたらまた情報アップお願いします!

 今後ともよろしくお願いします!
役に立ちましたか?: はい

コメントを書く

コメント:
画像のアップロード:
※ アップロードできるファイルは「1つ」までです。