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弾速が安定しない・・・

 マタドールR3M(22口径)の弾速が950~970[ft/s]ぐらいでばらつくということで、お店にピットインしてきました。HSTA※1調整のデータをもらういい機会なので、計測結果をもらってきました。

※1:

Hammer Spring Tension Adjusterで、バルブをたたくハンマーのバネ強さを調整するねじです。これを締め込むと弾速が早くなり、緩めると遅くなります。

弾速調整

 弾速の調整で重要なのは、まずHSTAを緩めて、低い側から調整することです。
 (締め込んでいくといったん高くなった後、あがったり下がったりという不安な領域に入り、ここでは調整できません。)

 はじめの位置では弾速が高いのを確認した後、-360°緩めて900ft/s以下に落ちるのを確認し、その後-180°位置、-90°位置、-45°位置、-20°位置とだんだん締め込んでいき、ちょうど950ft/sあたりになるところでセットしました。

 弾速は、HSTAの回転角にしたいして必ずしもリニアでありませんが、まあ大丈夫でしょう。

 ということで、結果的には当初の位置から-20°回転させたところで、ちょうどいいことがわかりました。

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弾速について

  • 弾速は遠距離射撃においては重要です。
  • 950ft/sがいいと思いますが(970[ft/s]までくると早すぎ)、930[ft/s]でも問題ではありません。エア消費量が少なくなるので好まれる方もいらっしゃいます。大事なのは設定した速度で撃ち続けられることです。
  • 弾速は、いつも調整しなければいけないものでなく、一度セットすればしばらくは触ること不要です。
  • セット直後の1発目は、バネがなじんでいないためか、少し高めか低めの値が出ます。何発か撃ってみて確認してください。
  • HSTAは、ボルトを引いた状態でロックしてください。また、アルミ製ですので、締め込みすぎないようお願いします。

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