regulator_performance

レギュレータ性能

 マタドールはレギュレータを搭載しています。これは、最大充填圧力から撃ち終わりの圧力までのスイートスポットをなくすためです。簡単にいうと、どの圧力で撃っても同じ弾速が出ます。

 これは、ハンティングの時、とても重宝する機能だと思います。今スイートスポットの圧力なのか等考える必要はありませんし、5.5mmで90発、6.35mmで45発撃てるのであれば、ポンプを持って行く必要はありません。

 ではどの程度安定してるのか、お店のレギュレータ・セッター/テスターを借りて試してみることにしました。

 レギュレータ・セッターと言われるとおり、レギュレータの圧力をセットするためのものですが、レギュレータをテストする機能も有しています。写真のイモねじを素早く開け閉めすると、弾を発射した時と同じようにブリーチ側の圧力が急激に抜けて、その後充填されて、とまります。(下の図では、降圧として書いています)

 取得したデータは下図の通りです。タンクの圧力が最大圧力からレギュレータ圧に等しくなるまで、128[bar]~126[bar]と、安定していることが分かりました。マタドールのレギュレータは性能がよいと言われているのは知っていましたが、私が思っていたより性能がよく驚きました。

 マタドールは110[bar]まで使用できることになっていますが、130[bar]~110[bar]まではブリーチ側への圧力が下がっても、圧力低減によってバルブが開く時間が延び、弾速がある程度維持される、ということだと思います。

 私のマタドールで取得した弾速データでは、110[bar]だと弾速が落ちはじめるところにかかっているのですが、120[bar]までは問題なく使用できます。(私が使うとしたら、120[bar]まででしょう。)

matador_regulated_pressure.gif

注:圧力計の最小単位は5[bar]。私は、どう頑張っても1[bar]単位でしか読めないので、レギュレータの圧力が
  多少カクカクしていることはご容赦ください。




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